Day 21-留学は語学より〇〇がプライスレスだったよ

*ブログ開始初日から、いしかわゆきさん著「書く習慣」にある、『「書く習慣」1ヶ月チャレンジ』(1ヶ月連続投稿チャレンジ!)に取り組んでみています。

今日のテーマは、これまでで一番のチャレンジ。私の人生で一番思い切ってやっちゃったな~ということは、28歳でそれまで勤めていた職場を辞めて、アメリカに留学したことです。

大卒後からずっと英語の翻訳や外国関連の事務などの仕事をしていたのですが、そのわりに本当に英語が話せなくて、そのことがコンプレックスでした。

今なら、お金かけて海外留学なんてしなくても、効率よくスピーキング力を上げるための勉強方法などはよく知られてるのですが、当時の自分はそういうことを全く知らず。「話せるようになりたくば、留学一択!」みたいな考えでいたんです。

それに、海外生活にすごく憧れていて、とにかく日本を出てみたい、という気持ちも強かったので、もし良い勉強の仕方を知ってたとしても、多分留学はしてたと思います。

ただ、NYなどの人気の都市に長期留学&滞在できるほどのお金はなかったので、アメリカ中部のミネソタ州の、誰も知らない田舎町にある小さな州立大学で、1年だけ勉強することに。

良くも悪くも、アジア人留学生は少なくて、日本人は数えるほど。しかも、留学生向けプログラムではなくて、地元の大学3年生が普通に受講するライティングのクラスを聴講していたのですが、最初はとにかく聞き取れないし話せないし、毎日帰りたいって思うくらい面白くなかったです。笑

日本人だと、あまり話さない人ってたくさんいますし、そういう人は周囲から「あの人物静か」くらいに思われて終わりです。

でもアメリカ人の場合、どんな人であれ、声を発して話をしないことには、存在してないのも同じ。みんなの話についていけず、言いたいことも言えず黙っていた私のことを、クラスメートは気味悪がってたと思います。

幸いなことに、日本やインドなどのアジア文化に興味を持っていたクラスメイトが2人(1人は当時20歳くらいの子、もう1人は生涯学習枠の50代くらいのお姉さん)が、私のことを気にしてよく話しかけてくれました。

あとは、同じアジア出身のよしみで、韓国や上海からの留学生や、フィリピン出身の教授が、本当に良くしてくれました。彼ら彼女らと一緒に遊びながら、スピーキング力を鍛えてもらったといっても過言ではなく、感謝してもしきれません。

 

正直、1年ではクラスに完璧に馴染むところまではいかなかったけど、何人かのクラスメートとは一緒に課題に取り組んだりしながら、お互いのことを話したりはできるようになりました。

留学して最初の2ヶ月くらいは、人生初の挫折と言ってもいいくらい、授業が分からないことやクラスに馴染めないことが悲しくて、悔しくて、部屋で泣いてました。

その気持ちを原動力に、必死に英会話を練習できましたし、終わってみれば「チャレンジ(なんとか)成功◎」と言ってもいいかな~と思います。

 

そんな経験から、今もしあなたが「海外留学してみたいけど…どうなんだろう?」と気になってるとしたら、私個人的には、「語学うんぬんより、そこで出会う人たちや、その人たちと共にする経験が必ず人生の血肉になるから、行ってみなよ!」って全力で伝えたいな(^^)