他人に対して、言わなくてもいいことを言ってしまった時。とりわけ、その人を傷つけてしまうようなこととか。
あるいは、何の気なしに取った行動が、結果的に相手を困らせたり、嫌な思いをさせてしまった時。
かつての私のような「スーパー気にしい」の人間は、そんな事をいつまでもいつまでも覚えていて、定期的に思い出しては「人に迷惑かける自分、サイテーだ…」などと己を責めて、青ざめているかもしれません。
落ち込んだら反省して、もう同じことはしないぞっと切り替えて、それでまた顔を上げられたらいいのですが、何年経っても記憶が蘇る度に「あぁ…⤵︎」っと落ちるスパイラルに入ってるとしたら、しんどいですよね。
そんなあなたに、いくつか聞いてほしいことがあります。
①自分の非を認められるのだから、あなたは別にサイテーじゃない
→自分の非を認められない人も、けっこういるからさ。。その点で、まずちょっと顔をあげてほしいです。
②自分を責めても時間は戻らない上に、相手もそのことで気分良くはならない
→だったら謝るとか、実際のところどう感じてるのか聞いてみるとか、直接のアプローチをしたほうが互いに良い流れになるよ。
③落ち込んで悶々とするよりは「自分の何がいけなかったか」と「再発防止策」を考えることのほうが、世界にとって有意義
→仕事でもミスしたら落ち込みはしても冷静に原因究明をするので、それと同じようにするのがいい気がする。まずは落ち着こうか。お茶飲もうか。
④その相手も、それ以外のほぼ全ての人(多分)も、生きてれば何かしらそういうやらかしをする。だから、自分に過剰に厳しくなるより他人に寛容になったほうが、みんな生きやすい
→こういうとき、世界で自分だけがダメな人間のように思えて仕方がないのだけど。でも、40年以上生きてきて分かったけど、内容は違えどみんな、色々やらかしてるから!
… 私は以上のようなことを自分に言い聞かせ続けて、ようやく自然にそう思えるようになり、何年も思い出しては自分責めるスパイラルから脱しました(^^; 時間かかった。。
多分、こういう過剰に気にするタチって、幼少のころの周囲の人との関係の中で、そうならざるを得なかったような理由が、何かしらあると思うんです(少なくとも自分は心当たりがある)。
だから、気にしいは急には治らないかもですが、でも自身の経験から分かったのは、考え方や見方をラクな方向に少しずつ軌道修正してくことはできるということ。
気にしちゃうあなたも、ちょっとずつラクになりますように!