*ブログ開始初日から、いしかわゆきさん著「書く習慣」にある、『「書く習慣」1ヶ月チャレンジ』(1ヶ月連続投稿チャレンジ!)に取り組んでみています。
今日のテーマは、これまでで一番の後悔。これは、何より、10~20代にうまく人間関係を築けなかったことですね。
原因は、私がずっと、仲の良さ=相手に対して無礼で不遜な態度をとってもいいこと、と大きな勘違いをしていたことです。はぁ、書いてるとちょっと落ち込んでくる。笑
私自身は、お勉強はそれなりにできて、器用貧乏で何やってもそこそこはできてしまう(しかしそれ以上にはならないし飽きっぽい)人間だったもので、成績がよくない人や、不器用な人をどこかで見下して、優越感を得ていたところがあったと思います。
めっちゃ性格悪いやん。そう、本当に性格が悪かったのです。
でも、別に学年トップの成績でもなければ、「博士ちゃん」みたいに何かの分野に秀でてるわけでもない、実際には大したことのないやつです。そして、性格の悪さも、どこかではずっと自覚してたんです。
そんな自分を認めたくなくて、ほぼ無自覚に、他人に敬意も持たず、小ばかにすることで、「自分は価値があるんだ」と思い込もうとしてたんんだと思います。もっとも、30代過ぎて、ようやくそのことにハッキリ気づいたのですが。
その、30歳になったころに自分のそういうヒドイところを認めざるをえなくなったきっかけは、その少し前から、いろんな方面で人間関係がうまくいかなくなったことです。
いちばんよく覚えているのは、AさんとBさんという共通の知人がいたときに、AさんとBさんは長い間の友人関係なのですが、私がAさんのことが苦手で、Bさんにその方の悪口を言ってしまったんですよね。
そのことがきっかけで、Bさんは私に失望したのでしょう、二度と会うことはなくなりました。連絡しても、はぐらかされて、それでようやく私も「あんなこと言ったからだ…」と気づきました。
そこから、うまくいかなくなった人間関係のことを、一つ一つ思い出して、自己分析をするようになりました。
自分の闇みたいなところと向き合う作業は、自業自得ではあるのですが、辛かったです。最初の数年、ひたすら自己嫌悪にさいなまれ、そのうち十二指腸潰瘍になりました。もっとも、潰瘍が治癒した後の胃カメラで判明したのですが…ただ長らく体の具合が悪かったです。心と体はつながってますもんね。
その後、カウンセリングは受けたことはありませんが、精神科医やカウンセラーの方の本を読んだりして、ああ、自分はとにかく自信がなくて、自分を受け入れられなかったんだな、とか、そういうことに気づくにいたりました。
ようやく、ダメな自分を受け入れられるようになったのは40歳に入るころで、振り返ってみれば30代の10年間はずっと、自分自身を顧みて、受け入れて、考え方の軌道修正をして、心にまとったトゲトゲの鎧を脱いで…という作業をしていた感じです。
人間関係で、とにかくたくさん失敗しましたし、少なからず周りの人を傷つけてしまいました。そのことは、これまでの人生で一番の後悔です。もっと良い関係を築きたかった人たちがたくさんいたのに、うまくできなかった。
でも、その経験から個人的に学んだことは、「人は自分を受けられなければ他人を受け入れられないし、自分を扱うようにしか他人を扱えない」ということです。
後悔は辛いけど、大きな学びを得られたので、それもまたよし、と今は思ってます。その学びとともに、また少しずつ、新しい人間関係を築いているところです。
追伸:昨日は久しぶりにカゼをひきました。季節の変わり目に年々弱くなっている気がします。あなたは体調を崩されていませんか?どうぞご自愛くださいませ^^