わたしは、絵に描いたような「熱しやすく冷めやすい」性格です。
これはどうしても欠点に思えて、実際そういう側面が強い気もするんですが… でも「どんな性格も見方によれば長所になりうる」ということを聞いて、ちょっと考え直してみました。
あなたも、もし私と同じように「熱しやすくて冷めやすい自分ってどうなん⤵︎」と凹んだ経験があったとしたら、きっとポジティブな側面だってあると思います。元気出して!
以下は、この性格について前向きに考えてみた話です。熱しやすく冷めやすい仲間のあなたの、参考か慰みか何かになるかどうかは不明ですが(^^;
時間とお金をムダにしただけ…じゃないはず(希望)
自分自身の話ですが、割と何にでもすぐ興味を持ち、自分でやってみたくなり、すぐ手を出してしまいます。で、それなりに勉強したり、実践してみたりするのですが、半年〜1年、長くて2年くらいかな… すると、「もういいや」と満足してしまい、すーっと熱が引いてしまうことがほとんどです。
例を挙げると、文章書くの好きだから…とブログアフィリに何度かトライしていますが、収益化まで続いた試しがありません。
起業を目指してオンライン起業塾的なものに参加したこともあります。勉強会や懇親会とかにも参加したり、半年くらい頑張ってましたが、ある時「なんか違う…」と感じて、その次の日に辞めました。笑
薬膳にハマった時は1年半ほどスクールに通って真剣に勉強して、「この素晴らしい学問を広めたい!」とブログで情報発信したり、クラスメイトとお話会を開催したり、それなりに頑張ってました。仕事にしたい!と意気込んで。でも、やっぱり同じような感じで、途中で辞めてしまいました。
他にもそういうのが2つ、3つあります。。。飽きたというか、「あ、もう満足しちゃったな」という感じになるんです。
こういう事が増えてくると、自分は単なる根性無しなだけじゃん、とか、お金と時間を無駄にしてるだけじゃん、とか、悲しい事ばかり考えてしまいます。自己肯定感がダダ下がり。うう…
得られたこと①「やらなかった後悔」を減らした
で、じゃあ、何か良かったこと、得たものはなかっただろうか?と考えてみました。一番良かったこととして挙げるならば、「後々になって『やっぱりあれに挑戦しておけばヨカッタ…』と言う後悔はしないであろう」ということですかね。
前に何かの本で、人が年老いて亡くなる前に後悔することは、「やってみたいことをやらなかったこと」が最も多い、と読んだ記憶があります(うろ覚えですが…)。
その後悔は、もしかしたら、減らせているのかもしれない。やらずに後悔するよりやって後悔する方がマシである、なんて時々聞きますが、そういうことなのかも。
得られたこと②自分の好き・向き不向きを学習した
あともう一つは、経験を通して、自分が本当に好きなものや自分に向いている物事・やり方などを学習できた、ともとらえる事ができます。
こんなに熱しやすく冷めやすい自分ではありますが、軽い気持ちで始めた事が10個あれば、そのうちの1つ2つくらい、何年も長続きすることだって、あるにはあるんです。
その共通項を考えてみると、同じことをやっている仲間の方々が、尊敬できて好きと思えるかどうかと言うことは、自分にとっての長続きの大きな要因だと分かってきました。
ひとりで淡々と楽しむ趣味は、まず長続きしないんです。ウクレレもYouTube を見て練習してみましたが、速攻飽きました。基本的にはひとりでいるのが好きなタイプなので、そのことに気づいた時は、自分で少し驚いてしまいました。
あと、「絶対にうまく行かせたい!頑張る!」と意気込む気持ちが強いほど、長続きしないという。笑 だから、気持ちが燃える方向に向かってると感じたら、意識的に別のことに気をそらせるぐらいがよくて、肩の力を抜くことが長続きのコツのようです。私の場合は、ですが。
得られたこと③多種多様な人たちとの出会い
仲間と共にやるタイプのことであれば、「世の中にはこういう人がいるのだなぁ」という出会いがたくさん出てきます。良い意味でも悪い意味でも、ではありますが、尊敬できるところのある人や、魅力的な人との出会いは、常に良い刺激を与えてくれます。
そのグループを離れてしまえば、その人たちとの関係も長続きしないのですが、あとあと「ああいう素敵な人や頑張っている人もいるんだ」と思い返して、自分も頑張ろうなんて思えたりすることもあるので、悪くないです。
今のところ、熱しやすく冷めやすい性格から得られたのは、こんな感じですかね〜。失うものも多いのですが、得たものだってあるし、それを糧にできるかどうかは自分次第だよねって、自分に言い聞かせております。
熱しやすく冷めやすい仲間のあなたも私も、こんな性格を生かして、これからの人生楽しんでいきたいですね~。