津軽三味線。シンプルな構造の楽器…なのですが、何もかもが難しいです。
まず最初は、先日少し書きましたが、バチをどう持てばいいのか分かりませんでした。
2カ月半ほど練習しているうちに、とりあえずバチは何となく自然な感じで(多分)持てるようになりました。最初は痛くて仕方なかったですが、もう痛みを感じることはなくなりました。成長!
なのですが、いまだに毎日「うーん、分からん…」と頭を抱えているのが、構え方。すなわち、楽器を演奏するときに、体に対してどうやって楽器を抱えるか、ということが、いつまでたっても分からないのです。
このイラスト見ていただきたいのですが、構え方って、
楽器の胴(白い四角い部分)の下側の角を、足の付け根あたりの太ももに置いて、バチを持つ手の腕で胴の上側をホールドして、あとは、上側の角のあたりをあばら骨の下側で支える。つまり、太もも・腕・あばらの3点でホールドして、右手を添えなくても楽器が安定するように構える
という風に説明されるんです。
そのようにやってるつもりですが、太ももに置いた角が、演奏している間にズリズリと下に下がっていきがち。滑り止めのゴムが付いているのにもかかわらず!なぜ?あと、あばらで支えるって何?何なの??
これも、先日録画させていただいた先生の演奏の様子や、YouTubeで説明してくださっている先生方の動画を見漁って(と言ってもそんなに多くはない)、あーでもないこーでもないと試行錯誤の日々。少しずつマシになってる気がしなくもないけど、まだまだ演奏中にズリ落ちていくのは直らず。むふー(ため息)
私と同じように、大人になってから津軽三味線を始めたという方のブログを読むと、やはり最初しばらくは毎日ずっと「これでいいのか…?」と思いながらやっていたけれど、3カ月ほど経ったころ、気づいたら自然に構えられるようになっていた、とのことで。
もちろん、ある程度の練習量が必要とは書かれていましたが、でもバチのときのように、続けているうちにいつかは「あれ、できるようになってるわ」と気づく日が来ると信じて、めげずに試行錯誤し続けようと思う。。。