昨日、15年くらいぶり?にカラオケ店(某大手チェーン)に入ってみました。といっても、歌うのではなく、津軽三味線の練習のためだったのですが。
いやー、さすがに15年も経てば、カラオケ店も様変わりするんですね。浦島太郎気分とはこのことか。
※今日は、今でも時々カラオケ行くわ、という方には、何の面白みもない話ですが…
個室の雰囲気というか内装は、特に何も変わってないんです。なんなら、自分が高校生くらいのときから同じ気がします。いつのことだ笑
一番びっくりしたのは、入店してから退店するまでの小一時間の間に、一度たりとも店員さんの姿も声も、気配というものを全く感じなかったこと。
入口には3台ほど、チェックイン用の端末が置いてあって、人数と利用するコースをタッチパネルで入力すると、部屋番号とQRコードが書かれた紙がピロンと出てきます。
お部屋に行く途中に、ドリンクバーコーナーを発見。ここでコーヒーを淹れて、お部屋に向かいました。
部屋に入ると、大きなテレビモニターにCM?のようなものが大音量で流れていて、これじゃ楽器の練習しにくいやん!ということで、まずはこのテレビ的なのをオフにしようとしたのですが… どこで切れるのかわからず苦戦。
モニターの電源は見つけて映像はオフにできたのに、その後もCMの音(MCとタレントみたいな人たちがずっとしゃべってる+BGM)は流れ続け。店員さんにインターホンで聴こうか迷ったけど、結局ネットで検索して知恵袋で解決。(←今思えば、直接聞いた方が早かった)
これで結局10分ほどロスしました。くやしいが、15年ぶりなんだから仕方ない!ということで、コーヒーを一口飲んで、いざ練習。
今や静まり返った部屋で調弦をしていると、お隣からも楽器の音が。仲間いる~と嬉しくなった一方で、すんませんこれから三味線がうるさいかもです…と心の中で謝りました(伝わらん)。お隣さん、多分バスクラリネット。大きな楽器はかっちょいい。
音を鳴らし始めてすぐ感じたのは、カラオケ屋さんで楽器やると上手くなったように聞こえる説は本当だ、ということ。反響がものすごく返ってくるからなんですが。歌う人が気持ちよく歌えるように設計されてるだけあります。
これが音楽スタジオや屋外の公園だと、音が吸収なり発散なりされて、響かない。こんな上手には聞こえないんです。なので楽器の練習は、自分の音に酔いしれないためにも、カラオケ屋さんだけでなく、スタジオやお外でもやってみることをおすすめしたいです。
そしてしばらく練習していると、あっという間に10分前。そのタイミングで、テレビモニターの下に置いてあるタブレット端末からアラームがなり、見ると「あと10分です。延長しますか」というメッセージが。
この「あと10分」も、昔は店員さんが直接電話してくれてましたよねー。そもそも、入ってすぐに必ずドリンクのオーダーを取りにきてくれてたし。
と思いつつ、「延長しない」を選択し、最後に少しだけ弾いてから急いで片づけ。最後は、入店時に受け取った紙にかいてあったQRコードを、決済用端末にピッとかざして、バーコード決済して終了。朝の1時間で580円でした。
その時点で朝の8時45分。そこから自転車を10分こいで帰宅し、9時から仕事を開始するという。笑 夫に呆れられてましたが(いつものこと)、これから平日2回くらいは、こうやってカラオケ店で朝活(あくまで楽器練習)したいなぁ。
ちなみに、私は事前にこのカラオケ屋さんに電話して、「楽器OKですか?」と確認しました。今は楽器練習を認めてるお店が多いですが、念のため聞いてから行くのが吉と思われます。