沖縄旅行の最終日、4日目の記録です。今回の旅でいちばん印象深い出来事がありました。
4日目①:ラウンジで静かに朝食
前日の夕食を食べ終わったのが遅かったのもあり、朝ごはんは軽くでいいということで、少し外を散歩した後でクラブラウンジで朝食をいただきました。
前日のラ・ティーダでのビュッフェは活気があって、テラス席も空気が気持ちよかったのですが、ラウンジで静かに過ごす朝の時間も心地よかったです。
朝食後は、チェックアウトが11時と余裕があったので、パッキングを終わらせてお部屋での最後の時間を名残惜しんでいました。
ベランダからのこの景色、また見にきたいなー。
4日目②:沖縄そば屋さんで思いがけず…
12時にまたシャトルバスに乗り込み、空港へ移動。帰りの飛行機は17時台と時間があったので、大きな荷物をロッカーに入れて、首里城を訪れることにしました。
2019年の火災により、現在もお城は復興中ですが、その復元工事の様子を間近で見学できるのです。
まずは、ゆいれーるに乗って首里駅へ。お昼ご飯がまだだったので、その駅のすぐ近くにある沖縄そば屋さん『そば処くんち』に入ってみました。
もう14時過ぎていたせいか、お客さんは誰もおらず。お店のおじさんが一人おられて、「まだ食べれますか?」と尋ねると「ああ」と一言。とりあえず、食券を買って注文しました。
無口なおじさんかな?と思いつつ、ほどなくして夫の「くんちそば」と私の「てびちそば」が来ました。これが、今まで食べた中で一番おいしい沖縄そばだったんです!
おいしい~と感激して食べていたら、おじさんが鼻歌まじりで、おもむろに三線を手に取りました。それで、「曲、聴きたい?」と私たちに聞いてくれたので「ぜひ!」とお願したところ、なんと三線弾き語りで、沖縄民謡4曲をメドレーで聴かせてくれました。
三線も歌声もほんとうに素晴らしくて、なにより、他に誰もお客さんいないのに、私たちのためだけに演奏してくれたことに感動して、思わずちょっと涙が出てしまいました。
こんないいことがあるんだなぁ…旅ってやっぱいいもんだな、なんて、しみじみ感じてました。それから、おじさんは三線や沖縄民謡の話など、あれこれと楽しそうに語ってくださいました。
このお店での出来事が、何気に今回の旅でいちばん印象に残っています。
そして例によって、三線もやってみたいな~…なんて、思い始めちゃったりして。笑 今すぐは難しいけど、やりたいことリストに仲間入りしました。
4日目③:首里城の復興作業を見学
お店を出て、歩いて首里城へ向かいます。お城の周辺は緑豊かな公園で、歩いていて気持ちがよかったです。メインエントランスに向かうにつれて、外国人の観光客の方も多く見かけました。欧米の方、韓国や台湾、中国からと思しき方、様々おられました。
実は、そば屋さんで思いのほかゆっくりしてしまい、首里城自体はあまりゆっくり見ることができませんでした。が、火災直後の写真を見たり、実際に瓦屋根を修理されている現場を見たりして、「こうやってその時々に生きている人たちの手で、歴史的建造物が後世にも生き続けるのだな」ということをあらためて知ることができました。
高台から那覇の景色を一望してから、空港に戻り、帰路につきました。
以上、今回の旅の記録でした。久々に旅をすると「もっと旅したい!」という気分が高まりますね。毎回そうなんですけど。マイル貯めたり、旅活(って言う?)しなきゃ!という気持ちでおります。