かわせみダイアリー

40代半ばで習い始めた津軽三味線の記録と、ほか日常のこと諸々。

津軽三味線1年生日記②一通りの痛み?を経験する

津軽三味線のお稽古。5月に体験レッスンを受けて、6月から正式に通い始めました。なので今現在、練習を始めて3カ月弱くらい経ちました。

体験レッスンの日にレンタル三味線を持ち帰って以来、ギックリ腰の時期を除いて、ほぼ毎日、平均1時間くらい練習しています。ギックリがひどかった2週間は、1日おきくらいに30分くらいだけにとどめていましたが。

それで、特に練習を始めた5月から1~2カ月のあいだ、あちこちが痛くなりました(泣)。今日はその話を書きます。

 

まず傷んだのは、バチを持つ右手の小指。最初のころ、先生に教えられたようにバチを持ってみたのですが、いまいち正解がわからず。YouTubeに上がっている津軽三味線の先生方による解説なども見てイロイロやってみてたのですが、そのうち小指が痛くてしんどくなってきました。

バチを持って弦を弾き皮を叩くことで音を鳴らすのですが、皮にバチを当てる瞬間に、バチの角に小指が当たって痛い!

さらに、先生からは「皮を叩くときに、小指を皮に軽く当てるように意識してみて」と言われたのですが、それもやり方がよく分からず、とりあえず皮に指を当てようと試みていると、それはそれで別の痛みが。

一時は、手首の角度もマズかったせいか、小指そものもだけでなく、その下の手首まで腱鞘炎みたいな感じになりました。TFCC損傷という状態だったのかな、と思います(病院は行ってないので自己判定)。

右手の小指、ツライ。。。しくしく。という状態が、2週間ほど続いた記憶があります。そのうち、何となくコツをつかんだのか、痛くなくできるようなってきましたが。

 

次は、バチを持つ右手の親指。練習してるうちに、ちゃんと音をならすには、親指にけっこう負荷がかかることに気づいてきました。特に、音の低い「1の糸」は太くて、しっかり親指でバチを押し込まないと、糸の抵抗で押し返されてしまう。

それで、「ふんぬー!」と力を込めてバチを押し込んでいるうちに、親指が少し痛くなってきました。バネ指になりかけてるような…?

あ、これ続けてるとヤバイな、たぶんチカラが入りすぎてるな…と思い、指の角度とか振り下ろす角度とか変えてみて、痛くない鳴らし方を探りつつやっています(現在も模索中…)。

 

それから、件のギックリ腰も、練習のときの姿勢に問題があったせいもあると思います。だいたい、ベッドに腰かけて練習してたのがマズかったと思うんですよね。。柔らかい座面で、慣れない重い楽器持って、力の入った状態で長時間って… 悪条件そろってるよね~と、後で反省しました。。

 

ちなみに津軽三味線奏者の藤井黎元さんが、ご自身のYouTubeチャンネルで「三味線でありがちな怪我」という動画を出されてて、とても参考になりました。ケアしながらやっていかないと危ないということを学びました。

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